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ボウリング投げ方上達法 -リリース-

スタンス(構え)のとり方

ボールを胸の高さに構えるのが適当です。このとき、胸のまん中より構えた方が、そのあとに続く動作-プッシュアウェイにスムーズに移行できます。
【注意点1】
大切なことおは、両肩やひじなどの関節を楽にしてリラックスすることです。ここで力がはいると、アプローチの動作の最後まで力がはいり、正確なコントロールのさまたげになります。
【注意点2】
ねらっている目標(スパット)に対する体の向きが大切です。右肩と左肩から目標までの距離が同じ、言い換えれば、両肩を結ぶ線が目標に対して垂直になるようにします。
レイ・ブルースやドン・カーターなどアメリカの著名なプロボウラーは、ボールをからだのの右よりに持って構えます。ドン・カーターは、目標に向かってから、よく肩を振る動作をしますが、これは、ちょうどカメラのピントを合わせるように、目標から両肩を等距離におく(フック・ポイントにあわせる)よう、肩を動かしているわけです。
【注意点3】
ボールの重さとの関係もみのがせません。つまり、ボールが重すぎると、それを保持するため、つい肩に力はいってしまうことになります。

4歩助走で投げてみる

第1ステップ(プッシュアウェイ)

ボールを胸の前、やや左よりに持ったスタンスから、両手をいっしょに伸ばしてボールを押しだす(プッシュアウェイ)と同時に、ヒザや足首をやわらかくして、ちょうど街を歩くときと同じ調子で、右足を踏み出します。
【注意点】
この第1ステップの足はかかちからつき、続いてつま先がつくときに、両ヒザが軽く曲がるようにします。
プッシュアウェイの速度は、第1ステップと全く同じです。

第2ステップ(ダウンスイング)

第1ステップと同じ調子で、踏みだした左足のあかとからつき、つま先がつくときには、ヒザがやや折れます。このとき、右ヒザは伸ばさず、軽く曲げたままで、第2ステップを踏み出すことを忘れないで下さい。
【注意点】
左手をボールから離し、素早く体の左側に伸ばします。(これによってリリースのあとまで、からだのバランスが保たれます)。したがって、左手も重要な役割をすることになります。 左手は自然に”地球の引力”にしたがって、下方へおりて、ダウンスイングとなります。
このダウンスイングの動作のなかには、いささかの抵抗や障害があってはなりません。地球の引力などという表現を使ったのは、あくまで自然な動きを強調する意味からです。
【注意点】
ステップの運びとともに、上体を倒す「前傾姿勢」をとる人と、ヒザを曲げるが上体を前傾させない人があります。しかし、一般的にそちらがよいといいいることは出来ません。
要は、自分にもっとも適した方法をとればよいわけです。

アメリカの巨漢プロボウラーで、かつてオールスター戦に優勝したことがあるビリー・ウェルは、絶対に上体を前に倒さないのででも有名です。
前傾姿勢をとる例としては、ウインザー(59年のアメリカチャンピオン)が極端なくらいの前傾姿勢をとります。

第3ステップ(バックスイング)

第1ステップや第2ステップと同様、踏みだした右足のかかとからつきあすが、つま先がつくまでのあいだに、ボールはやはり自然な振り子運動によってバックスイングされます。
そして、つま先がつくときには、ボールはバックスイングの頂点(トップスイング)、ほぼ肩の高さに達します。

第4ステップ(フォワードスイング)

最終ステップの左足は、バックスイングの頂点から自然に下降するボールの運動といっしょに、床の上をスライドさせながら、歩幅を広く踏み込みます。
そして、左足は右足の前方、一直線上につき、右ヒザは後ろに軽く伸ばします。

リリース

第4ステップとともに、バックスイングの頂点から自然の勢いでおりてきたボールは、右手の親指が大きく踏み込んだ左足のくるぶしのところを通過する瞬間、まず、親指がボールの指穴から先に抜け、ついで、中指と薬指がボールをリフティングしながら抜け、リリースされます。 右手はそのまま伸ばして、フォロースルーにはいっていきます。
リリースは瞬間的に行われるのですが、このとき、意識して親指を抜こうとしなくても、親指は短いので、自然と先に抜けていきますから心配ありません。
【注意点1】
天井からオモリのついた糸をたらし、これを動かすと、振り子運動が始まります。これはいうまでもなく、地球の引力によって生ずるものです。
振り子運動は、糸の長短によって、その周期(時間)が変わります。つまり、糸が長ければ振り子運動は遅く、糸が短ければ振り子運動は早くなります。また、糸の長さが同じ場合は、振幅が大きくても、小さくても、時間に変わりはありませんが、オモリに与えられる遠心力は、振幅が大きいほど強くなります。
ボウリングにおけるスイングは、腕の力でボールを振りまわす”力のスイング”ではなく、自然な振り子運動を利用したものです。
つまり、肩を支点とし、腕が糸に相当し、ボールがオモリの役目をします。
ですから、腕の短い人は、腕の長い人に比べると、スイングがやや早くなります。
またボール(オモリ)に与えられる遠心力(ボールのスピード)は、振幅が大きいほど大になります。
ボウリングのスイングでは、力のスイングではなく、このまったく自然な”地球の引力”を行うことが、正確なコントロールをつける最高の秘訣です。
自然な振り子運動が、つねに一直線上で行われるように、ボウリングのスイングも、目標に対しては一直線上、横から見れば、同じ一直線上でおこなわなければなりません。
【注意点2】
ステップは、右足・左足とも、目標に対して、つねにまっすぐに踏み出して行かなければなりません。よく、アプローチ上を、極端にいうとジグザグに歩く人がありますが、こういう「ヨロメキステップ」では、正確なコントロールはけっしてえられません。まっすぐにステップすることは、コントロールをつける上で基本条件です。
【注意点3】
スイングは”自然の振り子運動”ですから、スイングの速度は、糸の相当する腕の長さに比例します。
つまり、腕の長い人のスイングは、腕の短い人にくらべると、当然遅くなります。ステップの速度は、スイングの速度に比例します。
したがって、腕の長い人のステップは、短い人にくらべて、やや遅くなるわけです。したがって、ます、ボールを持って前後に振ってみて、あなた自身の振り子運動のリズムを覚え、それにあなたのステップのタイミングを合わせよう、繰り返し練習してみることが必要です。
【注意点4】
第4歩でスライディングさせた左足のつま先は、右足の前方、目標に対してまっすぐに向いていなければならないと説明しましたが、なかには、右45度の方向へ、つま先が向いてします場合がよくあります。しかし、この場合でも、両肩の線が目標に対して斜めになり、腰が左に逃げ、そのために、からだがむいてしまわないようにすることです。
【注意点5】
リリースからフィニッシュ(投球動作完了)までのフォームづくりの基本は、第4ステップを踏み込み、スライディングしてリリースするとき、左ヒザと右ヒザを離して、いわゆる”アゴが上がる”ヘッドアップの状態にならないようにることです。 同時に、左ヒザを軽く折り曲げることも忘れないでください。

初心者が特にきをつけること


ステップスイングリリースのタイミングを覚えることです。ボールの一は

1で - 前
2で - 下
3で - 後
4で - 前へ、同時にリリース
これを繰り返し、そのタイミングとリリースをからだで覚えるよう練習してくださ。

フォロースルー

リリースしたあとで、ボールを放した腕を、意識して上に引っ張り上げるのでhなく、腕が自然に肩の高さまで上がっていくようになるのが、フォロースルーのポイントです。従来は、リリースについで腕を強く引っ張り上げることが強調されましたが、最近では、これはやりません。 その理由としては、レーンにひいてある油の状態が以前に比べてゆっくなったことと、ピンがウッド(木)から、表面をプラスチックでおおった”プラスチックコートピン”になり、よくハネるようになったことなどによります。
このため、現在では、あまり強くリフト(ヒッカケ)をすると、かえって、コントロールをひどくさまたげるおそれがあるからです。

フォロースルーにおける注意

【右手の高さ】
フォロースルーの最後の右手の高さは、頭上から目の高さ程度です。リリースで前に出た手が、自然に、余韻を持って、耳の方へ上がってくるのが、もっとも理想的なフォームです。
これと反対に、リリースについで、一機に手を上に引っぱるのが、前途のようりリフティングが強くきき、現在のレーン上では好ましい結果をもたらしません。
【左手の位置】
左手は第2ステップ(ダウンスイング)から、フォロースルーの最後まで、からだの左側へ伸ばして、アプローチの諸道作中、からだのバランスを保つ重要な役割を果たします。そして、この左手も、意識せずに、自然に伸びるのが、その人に合ったもっとも好ましいものです。
私たちが、片手に重いものを持って歩くとき、左手は自然に左側に伸びて、からだのバランスをとっています。
ボウリングでは、右手(左手)にかなり重いボールを持って、しかも、目標に向かってまっすぐにアプローチしなければなりませんから、左手(右手)でバランスをとることは、自然の動作であり、かつ需要な動作です。

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